最近、髪の色のトーンを落としたら暗くなりすぎて、顔の輪郭がめだつようになってちょっぴり残念に思っている、megです!
最近、「ライフシフト習慣術」を読んでいます。
著者はVoicyでトップに並ぶパーソナリティの一人でもある、ワーママはるさん。きっとご存知の方も多いことでしょう。
ワーキングマザー(ワーママ)として生活し、自分の時間がなかなか取れない中でも時間を見つけ出す彼女。
子育てをしながらも複数の事業や肩書きを持ち、その中での新しい気付きや、彼女なりの考え方を発信されています。彼女の考えに賛同、共感するリスナーも多く、わたしももれなくそのひとり。
そんな彼女が執筆したライフシフト習慣術には、彼女の思考がぎゅっと凝縮されて書かれています。
そして今回引っかかったワードが「サードプレイス」でした。
サードプレイスと聞いて、
- 趣味の場所
- 行きつけのお店
- そもそもサードプレイスってなに?
など、頭に浮かんだ言葉がそれぞれあるかと思います。
というわけで今回は、「ライフシフト習慣術」の内容を引用しつつ、
- サードプレイスとはなにか、というところから
- サードプレイスを探してみよう!というところまで
記事に書いていきます。
個人的な感想を先にいうと、
と思っているので、今回の記事が
- あなたにとってのサードプレイスはどこなのかを把握する
- サードプレイスがないのであれば、それを探す、ひいては作り出す
そんなきっかけになれればと思います。
Contents
サードプレイスとはなんぞや?
サードプレイスとは具体的にどんな場所なのか。Wikipediaにはこう書かれています。
サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。
ー Wikipediaより参照
つまり、自宅(ファーストプレイス)や職場(セカンドプレイス)以外の場所のことを指すようです。
サードプレイスを提唱しているレイ・オルデンバーグ氏によると、
- 無料あるいは安い
- 食事や飲料が提供されている
- アクセスがしやすい、歩いていけるような場所
- 習慣的に集まってくる
- フレンドリーで心地良い
- 古い友人も新しい友人も見つかるようなところ
ー Wikipediaより参照
と、本来は現実(リアル)に存在する場所のことを指していたようです。
しかし、食事や飲料の提供を除けば、ネットが普及した現代では、オンライン上にもサードプレイスは存在しそうですよね。
自宅や職場以外で新たな肩書きを持てる場所、なににも縛られない自分を表現できる場所って感じかな
サードプレイスを持つことの意義
サードプレイスを持つことのメリットについて、本書ではこう書かれています。
サードプレイスを持つメリットは、次の2つです。
- 視野が広がる(ナナメの関係、多様な価値観)
- 個人力が上がる(ストレス緩和、コミュニケーション力)
ー ライフシフト習慣術より引用
ご自分に当てはめて考えてみるとわかりやすいのですが、友人と会話している自分と職場での自分、その時々で見せているあなたは少しずつ違うのではないでしょうか?
ワーママはるさんを例に挙げると、子供には母親として、夫には妻として、といったように、同じ場所(家庭)でも2つの顔・肩書きを持っているといえます。
それぞれを通じて、ママ友コミュニティや、旦那の仕事関係者とつながることも多いでしょう。
複数のコミュニティに属すれば、そのコミュニティに属する人ならではの価値観を持った人と交流でき、それに合わせたコミュニケーションのとり方も体得できるため、ひいては、
- ストレスマネジメントにつながる
- なりたい自分を表現しやすい
という効果があると本書で語られています。
ストレスマネジメントにつながる
場に応じて様々な顔、肩書きを持つわたしたち。では、肩書きが増えることでどういう効果があるのでしょうか。
一方の肩書きの自分が失敗したとしても、もう一方の肩書きのわたしは必要とされているし、うまくいっている。
そう思える場所を増やすことで、ストレス耐性がつき、より豊かな生活を送ることができるのではないか、と言うのがワーママはるさんの意見です。
なりたい自分を再現しやすい
こうなりたい自分、というのは誰しも持っているかと思います。
- 美人で
- 結婚して家庭もうまく行っていて
- 仕事もバリバリこなすキャリアウーマンで
- 多彩な趣味を持って活躍している
そんな、すべてを兼ね備えた人ってなかなか巡り会えませんよね。
適した一人がいなくても、家庭・仕事・趣味・見た目のそれぞれの面だけであれば、目標が決めやすくなるのではないでしょうか。
この場所(プレイス)ではこの人のここを目標にする、といった感じで、いいとこ取りをしつつ行動していれば、おのずとなりたい自分に近づきやすくなる、というのも本書で語られていることの一つです。
あなたにとってのサードプレイスを見つけよう
サードプレイスの選択基準について、ワーママはるさんはこう述べています。
- 緩く細く長く続く場所である
- 多彩な考え方を持った人たちが存在している
- 「心理的安全性」がある
ー ライフシフト習慣術から引用
詳細については、ぜひ実際に本を読んでみていただきたいのですが、
一つ抑えておきたいのは、自分を偽る場所はサードプレイスには適さないということです。
- リベラルアーツシティ
- ワーホリで滞在していたカナダのコミュニティ
- 英語サークル(最近はコロナにより集まれてませんが…)
コロナが原因で自宅と職場の線引があいまいになっている昨今。新しいサードプレイスを探すことは、ある意味必要不可欠になってきているのではないかとも思います。
ってことで、リベラルアーツシティはオススメです!
サードプレイスは提供することも可能
本書では触れられていませんが、あなた自身も他人にとってのサードプレイスを提供できる、というのも付け加えて説明しておきます。
わかりやすいように、わたしの場合を例にするとこうなります。
歯科衛生士という仕事柄、患者さんと長期で関わることが多いので、
患者さん目線で立つと、
- 肩書きに縛られず、一患者として見られる
- 口の中を清掃してもらえる
- 健口に関する情報を得られる
といった感じで、ある種サードプレイスを提供できているのではないかと思っています(若干要件を満たしきれていない部分もありますが)。
働いているわたしとしても、
- 多彩な職種や考えを持った方と触れ合える
- 一個人として感謝される(お掃除してくれてありがとう、など)
というふうに、提供する側も得られるものは多いです。
場所を提供する側として、
- あの人がいるから行こう
- 口の中をスッキリさせられるから行こう
とポジティブな場所づくりをすることを目標にする心がけは、今後きっと役に立つと思うので、あなたもぜひサードプレイスを提供する側に立ってみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ:サードプレイスを見つけて、より豊かな人生を!
今回は、「ライフシフト習慣術」から考えた、サードプレイスの意義について書きました。
サードプレイスを探す労力を惜しまず、いろんな場所で自分を表現できるといいのではないかと思います。