30歳を目前にして、独身の友人との会話で必ず一度は出てくるのが「結婚」のキーワード。
周囲には結婚して子どもがいる家庭も少なくはなく、「人は人、自分は自分」と言い聞かせながらも、わたしもしがないアラサー独身女性。「結婚しました!」「子供生まれました!」の報告LINEに時には焦らされることも多いです。
35歳をすぎて結婚する確率は、男女ともに2〜3%しかないというデータはきっとご存知だと思います。歳を重ねれば重ねるほど結婚から遠ざかってしまうので、行動は早いに越したことはありません。
そんなわけで、食い入るように読み込んだ恋愛本3冊。それぞれに似通った点が多かったので、要点をまとめてみました。
Contents
結婚したいアラサー女性にオススメの本3冊
今回読んだのは、以下の3冊です。
- ブスのマーケティング戦略
- スパルタ婚活塾
- マーケット感覚を身につけよう
ブスのマーケティング戦略
この本はブスの自虐エッセイではない。
れっきとした実用書である。
税理士、大学院生、一児の母、そしてブスであるわたくし田村麻美が、これまでの人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案として記したものだ。
− 「ブスのマーケティング戦略」より抜粋
スパルタ婚活塾
女よ。
そう。お前だ。今、この文章を読んでいる貧乳のお前だよ。
今からお前に「理想の男と結婚する方法」を叩き込むことにする。
−「スパルタ婚活塾」より抜粋
マーケット感覚を身につけよう
アラサーの婚活戦略!「一生独身」というレッテルからの脱却
それぞれの本の中の一文を抜粋しながら、アラサー独身女性のこれからの婚活について、作戦を立ててみました。
- 市場を理解する
- コミュニケーション能力を鍛える
- 仮の彼氏・彼氏候補を作る
- わたしの特性と彼のニーズのマッチング
- なぜ結婚したいのかについて言語化しておく
市場を理解する
この記事では、自分を商品と見立て「婚活」という市場で勝ち抜くための戦略を立てていきます。
というわけでまずは、婚活市場の理解から深めていきましょう。
婚活市場においても、「結婚したいのにできない」人が増えているのも、また事実です。その主な原因は、取引が市場化したのに、市場における自分の売り方がよくわからないという人が多いからです。
−「マーケット感覚を身につけよう」から抜粋
ちきりん氏が上記のように書いている通り、婚活という市場があるにもかかわらず、自分の売り方がわからない男女であぶれているのが現状。
その点、「ブスのマーケティング戦略」の著者である田村麻美氏は、その市場を理解した上で行動し、ルックスのハンデを物ともせずに彼氏を見つけ結婚しています。
その点を踏まえて、まずは自己理解から進めていきましょう!
田村氏の判断基準を用いると、
- 見た目
- 経済力(仕事)
- 学歴
- 居心地(人柄)
- 相性(個性)
以上の5つで自己理解を深めることができます。
詳しい内容は本を読んでいただくとして、自分という商品について理解できたら、次に市場の理解を進めていきます。
ちきりん氏の本にはこう書かれています。
自分をどこで売るべきか、自分が高く売れる市場はどれなのか。「一生懸命頑張る!」前に、どの市場で頑張るべきなのかという市場の選択にこそ、マーケット感覚を働かせる必要があるのです。
−「マーケット感覚を身につけよう」より抜粋
口下手だけど、スペックでなら勝負できる!のであれば、結婚相談所(アプリ含む)やお見合い市場。
ルックスやコミュニケーション能力が売り!なのであれば、合コン市場。
自分を偽らないといけない市場だと、続けていくうちに疲れてきてしまいます。婚活という長い戦い。なるべくストレスのない環境で、根気強く続けていけるというのは必須条件です。
コミュニケーション能力を鍛える
市場の理解ができたら、今度はターゲットを決めましょう。
田村氏は、どういう男性にモテるかを理解するために、合コンへ最低5回は行くべきだと触れています。
自分はどういうタイプの男性にモテて、どういうタイプの男性にはウケが悪いのか。その点を理解して行動すれば、もがき苦しむ時間を最小限にできます。
とはいえ、合コンを5回乗り切るためにはどうしたってコミュニケーション能力が必要。それを鍛えるために、
- 「スパルタ婚活塾」では、第二章のツッコミマスターとなれ
- 「ブスのマーケティング戦略」では、第五章の100回の合コンで学ぶ
それぞれにテクニックが記されているので、参考にされてください。大切なのは、相手を楽しませるぞ!という気持ちです。
とはいえ合コンが苦手なら、アプリや結婚相談所でもいいと思います。数打ちゃ当たる精神で、たくさんの男性ととりあえず会ってみるのがいいかもしれません
わたしの特性と彼のニーズのマッチング
マッチングに必要とされるのは、4Pがうまく繋がることです。
4Pとは、
- プロダクト
- プレイス
- プロモーション
- プライス
上記それぞれのワードの頭文字を取ったものを指します。
田村氏を例に挙げると、こうなります。
私の場合はこんな感じであった。
①プロダクト(Product 製品)
美しさではなく、経済力のある居心地のいい空間②プレイス(Place 流通経路)
合コン③プロモーション(Promotion 販売促進)
合コンでの会話テクニック④プライス(Price 価格)
高級感は出さず庶民派価格−「ブスのマーケティング戦略」より抜粋
プロダクト、プレイス、プロモーションは今までのステップで解説した通りです。
この中でプライスが難しいところですが、
- 高そうに見えて、実はお金がかからない(コスパ重視)
- 一点豪華主義(一つのものにお金をかける)
などで、気の合う相手を見つけられるはず。
なぜ結婚したいのかについて言語化しておく
ここからは、水野敬也氏の言葉を引用します。
さて、それでは交際中の男を結婚に導く方法を教えていくわけだが、まず最初に確認しておきたいのは、
「恋愛」と「結婚」の違い
である。
結婚できた女は、結婚に執着していた。
マッチングしたからといって、その相手と結婚できる可能性が100%だとは限りません。
付き合ってみるとソリが合わず、結局破局してしまった、ということもあるでしょう。
そんな時、
- 「婚活疲れた…」
- 「こんなに頑張ってるのに成果が出ない、もう諦めようかな…」
と心が折れそうになることもきっとあるはず。
あなたにとっても結婚が重大なことと同じように、相手にとっても結婚というワードはかなり重みがあります。
いざ付き合ってみると、重い女と思われて別れを切り出されるかもしれない、という恐怖で、なあなあになってしまうことも。
そんな気持ちを奮い立たせるために、「絶対に結婚してやる!」という熱い気持ちは持って、婚活に臨みましょう。
というのも、本当に結婚したいなら、自分から結婚について切り出さなければならないからです。
ジョン・T・モロイの調査では、交際していたカップルの70%以上が「女側から結婚のことを口にしていた」と報告されている。
つまり、男を結婚に導くには、女から口火を切っていかねばならないのだ。
−「スパルタ婚活塾」より抜粋
「ブスのマーケティング戦略」の著者である田村氏も、自分からプロポーズした結果、現在結婚され、出産もされています。
次こそは、結婚のけの字くらいは出すぞ…!
まとめ:どんなスペックでも、あなたに会う人は必ずいる!