退職、転職を考えているみなさん、こんにちは。
突然ですが、会社に退職の意志を伝えたとき、こんな風に引き留められたことはありませんか?
「後輩・新入社員が育つまで、退職はもう少し待ってくれ」
「もう1年だけでも、いてくれると助かるんだが…」
「給料を上げるから」
かくいうわたしも、同じような引き留めにあった経験があります。
理由は明白。当然といえば当然ですが、新入社員を一から育てるよりも、少しでも仕事の流れが分かっているあなたに残ってもらうほうが、会社としてはラクだからです。
いっそ、「転職?はっ、うまくいくわけないだろ」と鼻で笑われるくらいなら、心おきなく辞めることができるものの、「お願いだから…」と下手に出てこられると悩んでしまいますよね。
そんなとき、あなたに残された選択肢は3つ。
- 自分の意思を持ち、しっかり拒否
- 来年の〇月までならいいです!と、逆に利用する
- 条件がよくなるなら…と、結局ズルズル辞められず
どれを選ぶにせよ、「なぜ辞めたいのか」という理由がはっきりしていることが大切になってきます。退職理由をよく考えながら、以下のアドバイスを参考にしてくださいね。
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退職を引き留められても、断固拒否!
会社側が「退職は許さない」という態度に出たとしても、残るか残らないかを決められるのはあなただけ。
- どうしても嫌いな同僚・上司がいる
- 会社の経営方針が自分に合わない
- 仕事量・残業が多すぎる
上記のように、自分の気持ちだけでは変えられようがない状況があるのなら、退職慰留は断固拒否すべきです。そのまま続投して、将来あなたが精神を病んでしまったら悔やんでも悔やみきれませんよね。
こちらは有名な一冊。過労で判断力が鈍る前に、さっさと決断しましょう。
ブラック企業でない限り、どうしても続けられない理由があれば、退職を受け入れてくれるはず。
- 体調不良
- 親の介護
- 妊娠・出産
- もう次の職場が決まっている
などは退職理由の王道ですね。
もちろん、起業したい!もっと違う職に就きたい!という理由も素晴らしいと思います。が、そんなあなたに対してマウンティングしてくる人は一定数いるでしょう。気にしないのが一番ですが、わたしなりの対処法を記事にしていますので、ぜひご覧ください。
参考記事:マウンティングに振り回されないで!やりたいことをやるために、居心地のいい環境を整えよう!
退職までの期限を決めて、逆にその期間を利用する
わたしの場合、退職理由は「ワーキングホリデーに行くから」。ただこれの欠点は、渡航日を自分である程度設定できるというところ。もちろん、理由がワーホリでなくても、退職は「自分がいつ行動したいか」にかかってきますよね。
退職時期について会社と交渉してみて、あなたが納得できる、あなたにメリットがあるのであれば、退職までの期間を延長するのも選択肢の一つです。退職までの時間を、就活したり、貯金をしたり、スキルを磨く時間に充てるのもいいでしょう。
ここで注意してほしいのは、「退職時期ははっきりと決めておく」ということ。あやふやにしてしまうと、会社側も新人雇用に踏み出さなかったり、ズルズル引き延ばされる羽目になります。
また、あなたの気の持ちようも変わってきます。先延ばしにすればするほど、「まだ大丈夫」という心の余裕が出てしまうので、期間設定は慎重に決めるのをオススメします。
ただし「あなたの人生は有限」だということをお忘れなく。人生の時間を売るのにふさわしいのか?見合っているのか?その点をよく考えて決めましょう。
退職の交渉内容次第では、そのまま同じ会社で働くのもアリ
もちろん、同じ会社で働き続けるのも選択肢のひとつです。
あなたが退職したい理由が、
- 給料が低い
- 職場が遠い
などであれば、会社側が改善してくれることもあります。会社と交渉することになりますが、手放したくない存在であれば会社側もなんとか引き留めようとしてくるはずなので、条件をそろえてくれる可能性も。
ただし、何度もこの手をやるのは禁物。
いわゆるオオカミ少年状態になってしまうので、この手を使うなら一発勝負と考えて挑みましょう。交渉決裂した時はスパっと辞めて次に行くつもりで臨むのがベストです。
退職する前に、MIIDASであなたの市場価値を知ろう!
MIIDASなら、あなたの市場価値を知ることができます。市場価値とは、あなたのスキルが世間でどの程度必要とされているのかまたは、次の仕事を探す際の平均年収目安などのこと。
ちなみに、わたしの場合はこんな感じ。
退職までなかなか踏ん切りがつかないなら、まずはあなたの市場価値を知って自信をつけましょう!
まとめ:なぜ辞めたいのか、理由や意志をしっかり持とう!
退職をスムーズに進めたいなら、
- 何がイヤで働き続けられないのか
- 次の会社に望むのは何か
この2点をはっきりさせておくといいでしょう。辞める際には、強い気持ち・意思を持つことが大切です。